テニス 片手バックハンドの打ち方の3つのコツ【動画あり】

片手バックハンドはボールに威力を乗せづらい上に、高い打点となると「うわ、無理」って思うことが多いと思います。

この記事は片手バックハンドを今よりもワンランク上達させるために書きました。

  • 片手バックハンドが苦手
  • 高く弾むボールは打ちにくい
  • バックはスライスで逃げることが多い
  • 強打したくてもできない

 

特に、軟式テニスから硬式テニスになった途端に片手バックハンドの難しさがモロにでます。さらに、テニススクールでも片手バックハンドの打ち方よりも、両手バックハンドの打ち方を教えられることが多い。

ここでは、そんな片手バックハンド難民に基本となる打ち方とコツを解説します。

片手バックハンドの特徴

トッププロではフェデラーやワウリンカなどが片手バックハンドですよね。

特にワウリンカ選手の片手バックは非常に豪快な打ち方で、かつてのエナンを彷彿させる思い切りの良さが特徴的です。

彼らのような選手の片手バックは見るからにカッコよく、綺麗で洗礼されたフォームから繰り出されます。

 

片手バックハンドの大きな特徴は、両手バックハンドに比べリーチが長い

そのため、両手バックと比べて左右に走らされるボールに強く、多少は走らされても、踏み込んだタイミングと同時に体幹を使って威力のあるショットを打てるのが魅力的です。

その他にも、片手バックハンドのメリットやデメリットを下記にまとめました。

片手バックハンドのメリット

基本的な、片手バックハンドのメリットは以下の通りです。

  • リーチが長い
  • 低い打点に強い
  • 遠いボールに強い
  • トップスピンをかけやすい
  • スライスと強打の打ち分けが比較的容易

 

すべてにおいて、リーチがあることがメリットの土台としてあります。リーチがあることで、両手バックに比べ、スイングスピードが上げやすくなります。そのため、トップスピンを非常にかけやすく角度のあるボールも自在に打てるのがメリットですね。

また、片手バックハンドのテークバックの仕方は途中までスライスのテークバックのもっていき方にも似ているため、相手にスライスかトップスピンかの判断を遅らせることもできます。

豪快なイメージが強い片手バックハンドですが、使い方によっては戦術に長けている打ち方となりますね。

片手バックハンドのデメリット

一方でデメリットはどんなものがあるでしょうか?

  • 高い打点は支えがききにくい
  • スイングの微調整ができない
  • 両手バックのように急遽コース変更ができない
  • 圧倒的に教えられる人が少ない

 

片手バックハンドの最大のデメリットはパワー負けしてしまう点です。両手に比べ、腕一本でボールを支えるため、少し打点がずれただけでもボールに負けてしまいます。

特に高い打点では、圧倒的に力が入りにくいため、高い打点からの強打は非常に難易度が高いといえるでしょう。あのワウリンカも相手のセカンドサーブでバック側にスピンサーブが来るのがわかってる時は、ポジションをかなり後ろにとって確実にリターンしていますよね。

また、日本では両手バックハンドを教えるスタイルとなっているため、片手バックハンドの打ち方を教えてくれる人が少ないのも事実です。そのため、さらに片手バックハンドを打つプレーヤーが少なるため、見本とする人がなかなかいないというのもデメリットの一つとなります。

何かと敷居が高いように思える片手バックハンドストロークですが、基本的な打ち方さえ理解しさえすれば、両手バックハンドを打てる人なら片手バックハンドでも実は簡単に打てます。

ではここから片手バックハンドの打ち方について3つのコツをご紹介します。

コツ①|片手バックハンドに適したグリップとインパクト

ラケットを握るグリップと、ボールを捉えるインパクトをまずは理解しよう。

片手バックハンドのグリップ

高い打点にも負けない片手バックハンドの握り方は、セミウエスタングリップ以上になります。

はじめはコンチネンタルグリップやイースタングリップでもよいですが、相手のボールのレベルが上がってくると面が上向きになりやすいため、ボールに打ち負けてしまいます。

現在片手バックハンドのプロ選手はセミウエスタンが基準となっています。ワウリンカはかなり豪快な片手バックを打つことで有名ですが、手元を見ると結構厚めに握っています。

これはラケットの性能が上がったことによる、ボールに負けない面を作るためと、回転をしっかりかけられるようにするためとなります。

一般プレーヤーでも、セミウエスタンでないと回転をかけることは難しくなるので、ゼミウエスタンを推奨します。

片手バックハンドのインパクト

片手バックハンドのインパクトは、両手バックハンドの比べ、打点の位置が遠くなります。

体の近い打点ですと面が上向きになりやすく、また肘が曲がった状態になるためボールの勢いに負けやすくなります。

目安は、腰の高さにラケットをセットし、左斜め前方に腕を伸ばした時にテニスラケットの面が打球方向に向く位置を目安にしましょう。

↓フェデラーの打点も左斜め前でボールを捉えています。

コツ②|片手バックハンドのスタンス

インパクトの位置が体から離れた場所にあるため、片手バックハンドのスタンスの取り方は、両手バックハンドのスタンスの取り方と異なります。

両手バックハンドでは打球方向に踏み込み足を持ってくるのに対し、片手バックハンドでは踏み込み足は打球方向に対して斜め45°方向に踏み込みます。

スタンスは、インパクトが取りやすいようにするためのものですので、グリップの握り方によって多少踏み込む位置は異なりますが、セミウエスタンの場合は斜め45°の位置でOKです。

↓ワウリンカも踏み込みんだあと地面を蹴る力で思いっきり体を回転させています。

踏み込んでいる方向は違いますが、ラケット面の向いた方向にボールは必ず飛ぶようになっていますので、斜めに踏み込んでいるからと言って、不自然に体の向きを打球方向に向けようとしたり、踏み込みの位置を打球方向に変える必要はありません。

コツ③|片手バックハンドの体の使い方

片手バックハンドも他のストロークと同様、体の回転を使います。

片手バックの場合、斜め45°に足を踏み込んでいますので、テークバック時の体の向きは打球方向に対して135°(打球方向に対して背中が見える向き)となっていますが、体がどの方向を向いていようと体の回転はできます。

体の回転は下半身で行います。右利きの片手バックハンドの場合、左足の膝を右足の膝に寄せることによって重心移動ができ、その後、左足を蹴り返す形で回転させます。

軸足を90°回転させることで体がまわり、ボールを飛ばすための体の使い方ができますので、片手バックハンドのフィニッシュの体の向きは135°90°45°の状態となります。

踏み込んだ足の方向と同じ体の向きを作れば良いということになります。

片手バックハンドの打ち方のまとめ

片手バックハンドの打ち方は、フォアや両手バックハンドと比べ、少し特殊となりますので、以下のポイントをおさえ、練習をしていきましょう。

  • グリップの持ち方セミウエスタングリップ
  • インパクトの位置斜め前方
  • スタンスの位置斜め45°の踏み込む
  • 体の回転…90°軸足を蹴り返す
  • フィニッシュ体の向きは打球方向に対して45°方向

 

片手バックハンドのストロークは、豪快なスイングができる反面、打点の位置がずれてしまうことでボールの勢いに負けてしまいやすくなります。まずは、正しい打点の位置とそれに伴うスタンス、この2つをマスターすることが安定した片手バックハンドを打つための近道にとなります。

おすすめの記事