サーブで手首を使うは間違い!?正しいプロネーションの仕方とは

コンチネンタルグリップでフラットサーブを打つ際に、ラケット面を打球方向に向けるために手首を返す動きをしていきます。

雑誌などでは、インパクト時の手首の形にフォーカスしている画像などが良くありますが、あの動きは手首を使っているわけではなく、自然とあのような形となるのです。

今回は、ラケット面を打球方向に向ける動き(プロネーション)について、原理と方法をお伝えしていきます。

手首を返す動きがケガの原因に!?正しい面出しの原理

テニスでの手首の動作は、「動かす」でなく「動かされる」です。

テニス雑誌では静止した状態での画像でしか見ることができないため、サーブのインパクト時に手首を使っている印象になり、それを真似てサーブを打つ方が非常に多いです。

手首を動かす動作は肘が支点となるため、すべての負担が肘に集中してしまい、これがテニス肘の原因ともなってしまうのです。サーブで肘を痛めるときは上腕二頭筋側(力こぶ)の付け根が痛くなりやすいです。

正しい面出しの方法は、内転動作をすることです。

内転の動きを知る方法

  1. 踵を地面につけたまま、右腕だけを上に上げてみます。
  2. その時、右手の手のひらは内側を向くようにしてください。
  3. 限界まで右腕を上に上げていきます。
  4. 右肩も使ってさらに上へ上げようとします。
  5. すると、手のひらが自然と外側に向きていきます。


これは、体の内部で複雑に形成されている運動構造がなせる動作となり、結果として、肘の内転が自然とできるようになります。

ラケットを持ってやってみよう

この動きができたら、コンチネンタルグリップでラケットを持った状態で、同じ動きをしてみてください!

ラケット面が自然と前に向いてくるのがわかると思います。

サーブの場合、手首を使うのでなく、下から上への操作をすることで、フラットサーブに必要な面出しを可能にしてくれます。

手首を使わずにサーブで面出しをするための方法

では、実際に手首を使わずにサーブでプロネーションを使う方法をお伝えします。

【手首を使わずにサーブで面出しをする方法】

  • 体の回転を使って、腕はリラックス状態にする
  • インパクト時にボールの下側を捉えるようにする

腕はリラックス状態にする

腕に力がはいると、ラケットは後ろから前方向に動いてしまい、手首を使わなくては面出しができない状況となってしまいます。

まずは、腕に力を入れないことがプロネーションで必要な最低条件です!

腕に力が入らない状態が作れると、腕を下から上に操作することが可能となります。しかし、腕に力を入れていなくても、使おうと思えば手首を使うことができてしまいます。

ボールの下側を捉えるイメージ

そこで、腕を自然と下から上に動かすために、ボールの下側を捉えるようにします。

こうすることで、体の動きは下半身→上半身→肩→肘 という手順で動いていくため、先ほどの肩を上に上げようとする動作が可能となります。

ボールの下を捉えようとしたら、ボールが上にいってしまうのでは?と思う方もいらっしゃるとは思いますが、実際はラケットが加速をするため、インパクト時にはラケット面が打球方向を向いてくれます。

まとめ

いかがでしたか?

肩を支点として、腕を上に上げられれば、手首を使わずにフラットサーブの面を作ることが容易にできるようになり、肘に負担もかからず面も常に安定してくるので、自然な動きでしっかりとしたサーブを打つことができてきます。

手首は自然と使われるといった考えはテニスにおいて非常に大事な考え方となりますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの記事