テニスに必要な、動体視力・判断能力のトレーニング法
引用:BabyStep Vol.29

トレーニングと聞くと、肉体改造や体幹トレーニングといったフィジカル的なものを思い浮かべる方も多いと思いますが、それだけではありません。

テニスは、予測と判断が非常に重要なスポーツとなります。これらは、簡単なトレーニング方法で瞬間的に補うことが可能です。

ここでは、敬遠しがちな「目」についてのトレーニング方法をお伝えしていきます。

動体視力UPのトレーニング法

野球をやったことのない小学生が、速読のやり方を教わった後、すぐにバッティングセンターの打席に立ったところ、150キロ近いボールにバットを当てたという話はご存知でしょうか?

動体視力は動くものを捉える目の良さのことを言います。

 

イチロー選手は昔、車のナンバーを目で追うことで動体視力をトレーニングしていたという話もあります。

速読も車のナンバーを追うのも、共通点として目を動かすことです。もっというと、黒目を動かすことです!

ショートラリー

これを普段のテニスのウォーミングUPでトレーニングをすることが可能です。

それはショートラリー。テニスのウォーミングUPで行うと思いますが、体を温める目的や、今日の調子を確かめるといった時間に当てている人も多いと思います。

ボールの回転を目で追う

そんな目的にもう一つ、「バウンド後の回転を見る」 も加えてみましょう。

テニスのボールはバウンド後、必ず順回転をしています。その回転量を目で見ることによって、動体視力アップの効果があります。

あのフェデラーは、ウォーミングアップの時に「ボールの縫い目をみる」ぐらいボールを良く見てウォーミングアップをすると聞いたことがあります。

ボレー・ボレー

ボレーボレーでも動体視力を上げることができます。

人間の目は左右の動きには強いですが、上下の動きには弱いのです。それは、普段黒目を上下に動かす機会が少ないためです。

普段動かさない動きで目に刺激を与えることで、テニスに必要な動体視力のレーニングとなります!

判断能力UPのトレーニング法

テニスは一瞬の判断ミスによって大きく戦況は変わってきます。

試合に勝つためには、判断力は必要不可欠の能力と言えるでしょう。

 

判断が遅い人の特徴は何をしようか迷ってしまうこと!

 

そこでラリーをしながら判断能力も養えるトレーニング法をご紹介します。

ショートラリーの中での判断力アップ方法

ショートラリーの中でのトレーニング法となります。

ショートラリーをこれだけ推奨する理由は、テニスのすべての要素が入っている最高の練習メニューでもあるからです。

テニスの判断力を鍛えるトレーニング法(ショートラリー編)

  1. 相手が打球する前に、相手が打つコースを宣言する
  2. 相手が打球する前に、自分の打つ球種を宣言する
  3. しりとりや古今東西をしながらショートラリーをする


相手が打球する前にコースを判断するには相手を観察していないとできません。

自分の打つ球種を宣言するのは、迷いを消し、行動に移るためのトレーニングです。

しりとりをしながらショートラリー

そして最後のしりとりしながらラリーが実はもっとも効果があります。

相手の情報を聞き、時間のない中で答えを導くことを、動作をしながら行わなければなりません。

テニスは動きながら、判断をしていくスポーツです。ショートラリーという短い距離での思考転換は、判断を鍛えるのにうってつけのトレーニング法となります。

よくこう高校生が雑談しながらラリーをしていますが、それも会話+テニスを両方の思考を張り巡らせながらラリーをしているので、レベルが高い選手ほどラリー中に雑談をしたりしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ただのウォーミングUPも意味を持たせれば立派なトレーニング法となってくれます。

苦しいトレーニングではなく、ここでご紹介した方法は、どれも楽しみながらトレーニングできる練習メニューですので、ぜひ参考にしてください。

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